綺麗なカラダを作るなら、あなたはもっと食べていい!
あなたももっと食べて良い!!カラダ作りに必要なこと。
栄養価の高さ、質が話題になる昨今ですが、見落としがちなポイントが一つあります。
綺麗なカラダ作りに必要なこと。
食事内容と、「量」。
運動をしていても、しっかり食事をとらないと筋肉はついてくれません。免疫力も低下しますし、髪やお肌のツヤは食べたものでできています。
「食べる量が足りない」という問題、若年者のみならず、シニア世代にもみられます。長期に続けると、ロコモティブシンドローム、骨粗鬆症などに繋がる恐れがあります。
女性は調理スキルに問題ない方が多いので、男性と比べて食べ物の「質」「バランス」は、むしろ良い方が多いです。しかし、女性ならではの問題で、ご自分の食事より、周りの人や家族を気遣ってしまう方が多いです。
調理段階で十分な量でも、口に入る量が少ない…。
→ご主人やお子様へ、主要なたんぱく源をあげていませんか?
朝忙しくて、朝食を食べていなかったり、遅い夕食は軽く済ませる…。
→そういった日が続いていませんか?
メインのおかずのたんぱく質、野菜の量、良質な脂質。
不足しがちなこれらは、毎日摂取する必要があります。
食べ過ぎもリスクですが、食べないのも大きなリスク。
キレイなカラダ作りには運動・筋肉は必須。疲れやすい原因は、意外と運動不足や筋力不足も関係があります。
毎日バランス完璧なご飯は無理ですが、1週間の中で見直すのはどうでしょう。
栄養指導のときにオススメしている食事日記、最近はアプリでも記録が可能です。一度、自分の食事を誰かに見てもらうと、新鮮な気づきがあるはずです。
最近食事がマンネリ化している
これでいいのか分からない
そんな時は、どうぞ気軽に管理栄養士にご相談下さい。
・疲れた時の、消化サイクルを考えた食事
・筋肉になりやすい食事
明日はこの2つを更新したいと思います。
自分に必要な量、食べ方で、もっと食事を楽しんで下さいね。
ミホ
桜でんぶを作ろう。鱈とビーツを使った簡単レシピ。
もうすぐ雛祭り。行事食のちらし寿司にぴったりな一品を紹介します。
ほんのりピンクで彩りに。桜でんぶの作り方。
でんぶって何?
でんぶ(田麩)とは、「魚肉を使った佃煮の一種」だそう。鯛などの白身魚を使い、地域によってそぼろ、おぼろと言うことも。ピンク色のものは「桜でんぶ」を呼ばれ、ちらし寿司などの彩りに使われます。
桜でんぶは食紅を使ったレシピが多いですが、今回はビーツの天然色素ビタレインを使って、自然なピンクの「桜でんぶ」を作ります。
桜でんぶの作り方
材料
・鱈 …2切れ
・砂糖 …大1
・みりん…大1
・酒 …大1
・ビーツ…水につけると赤く染まるので、それを使います。
作り方
①鱈を茹でる。(しっかり沸騰してから入れる)
②火が通ったら流水で洗い、キッチンペーパーで水気をとる。
③骨や皮を取り除き、鱈の身をほぐす。
鱈はほぐれやすいので、すり鉢ですらなくてもある程度ホロホロになりますが、細かくしたい時はすり鉢で軽く擂りほぐします。
④フライパンを熱し、鱈の身・酒・みりん・砂糖を加え、煎ります。
⑤少しずつ赤い色を付け、完成。
ビーツ色素は少量でもかなりビビットに染まりますので、入れすぎに注意。そして指や服につくととれませんのでご注意を。
使い方は色々!キレイで美味しいレシピ。
でんぶは作っても持て余す…そんなことありません!でんぶは佃煮の一種ですので、ある程度日持ちしますが、混ぜたりのせたり、使い方はたくさんあります。
・王道のちらし寿司を可愛く
でんぶと言えばちらし寿司。黒豆をご飯に炊き込む「黒豆ちらし」もピンクで可愛いですが、ふわふわの桜でんぶをのせると一層華やか。
・おにぎりに混ぜて桜にぎりに!
混ぜるだけの簡単レシピ。甘いでんぶは卵との相性も抜群。
・卵焼きに混ぜても美味しい。
卵焼きにたっぷり混ぜて贅沢に食べても良いですね。お弁当のおかずにもオススメ。
簡単なレシピなので20分くらいあれば作れます。
雛祭りの献立や春のピクニックのメニューに、ぜひ作ってみて下さいね。
ミホ
2月料理教室 雛祭り・血の巡りをよくする食事
こんにちは、管理栄養士のMihoです。
今月の料理教室は雛祭りがテーマ…基本のちらし寿司と潮汁を実践します。
アレンジ豊富なちらし寿司は、忙しい時にも前日調理・保存がきくので便利な一品。
春らしいピンクは、黒豆で自然な色に仕上げます。工程が多い料理ですが、コツをしっかりお伝えします。
日程: 2017年2月18日(土)11:00-13:00
実践献立: ちらし寿司、あさりの潮汁、ヨモギ生麩の炊き合わせ
講義: 女性に多い貧血対策、血の巡りをよくする食事
お問い合わせ・お申し込み
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皆様のご参加お待ちしています。
アクロヨガの楽しさ。実は伝統的なヨガの練習法。
あご出汁・ブリ・かつお菜で作る、博多雑煮。
福岡・博多のお雑煮といえば、ブリと鰹菜を使った「博多雑煮」。
あご出汁を使い、薄味で彩り豊かに仕上げます。
博多雑煮は福岡でも限られた地域の雑煮ですので、福岡にお住まいの皆様でも作ったことがない!という方も多いです。私も福岡出身ですが、母の実家はスルメと昆布、鶏肉の雑煮です。また、ブリを使う家庭でも具材は様々、各家庭の味があります。
なんでブリを使うの?
博多では、歳の暮れに新郎の実家から新婦の実家へ、「嫁御ぶりが良い」という意味を込めて、出世魚のブリ(出来るだけ大きいもの!)をおくる風習があります。
年越し前にブリや野菜を下準備し串を打って、雑煮の具にしたそうです。
かつお菜の栄養効果
かつお菜=勝男菜、ということで縁起の良い食材です。
アブラナ科の野菜で、高菜と似ていますが、アクが少なく昔から福岡で作られています。緑黄色野菜であるカツオ菜は、冬に不足しがちなビタミンやミネラルを補うのに最適。βカロテンやビタミンCはもちろん、旨み成分のグルタミン酸を多く含むそうですよ。
あご(トビウオ)の出汁ってどう違うの?
あごを焼いて乾燥したものを使うあご出汁。鰹と比べて筋肉質なトビウオは、脂肪分が少なく澄んだ出汁がとれます。頭も骨もまるごと出汁に使うので、旨みも豊かです。
出汁をとった後のあごは、栄養たっぷり。醤油をかけて食べてしまいましょう!
ブリ・かつお菜・あご出汁の博多雑煮の作り方
材料(4人分)
・ぶり …4切れ(前日に塩をして冷蔵庫へ)
・かつお菜 …1束
・干し椎茸 …4枚
・人参 …1/2本
・大根 …小5cnくらい
・昆布 …1枚
・もち …4個
・ゆずの皮 …4片
・あご出汁 …600ml
・椎茸戻し汁…100ml
・醤油 …大1
・みりん …大1~2
・塩 …ひとつまみ
作り方
具は全部調理して、串に刺しておきます。
①ブリは前日に塩を振っておく。熱湯で霜降りにし、軽く茹でる。
②カツオ菜はさっと茹でて水を切り、食べやすくまとめて切る。
③人参は切ってゆでておく。
④椎茸は水で戻し、食べやすく切ってからゆでる。
⑤具材は1人分ずつ、竹串に刺す。
出汁を調えます。
①あごは半分に折り、前日から鍋に入れて水につけておく。
②昆布も入れて鍋を中火にかける。沸騰する直前で火を止め、しばらくおいてからあごをとりだす。
③椎茸の戻し汁、醤油、みりんを加えて温める。
④具を串に刺したまま鍋に入れ、温める。
盛り付け。
①雑煮椀に串から具を抜き盛り付けて、出汁をはる。もちをカツオ菜の上にのせる。
②柚子の皮を添えて完成。
串に刺す理由…
お正月の三が日は年神様がおられるので、炊事ができません。
そこで、大みそかの晩に1人分ずつ具を串に刺しておいて、お正月は温めるだけにしておきます。
このやり方だと1人分ずつ楽に盛りつけられるのでオススメです。
雑煮と一緒に…栄養のポイント
博多雑煮は良質なたんぱく質・緑黄色野菜と栄養豊富ですが、もちが入る分摂取量でいうと若干少なめ。 一緒になますなどを合わせて美味しく頂きましょう。
栄養価も高く、綺麗な博多雑煮。
皆さんもぜひ作ってみて下さいね。
ミホ
12月料理教室 博多のお節を作ってみよう!博多雑煮。
12月17日(土)「博多のおせちと糖質制限を実践する」
〇実践献立
・博多雑煮 ぶり、カツオ菜
・きんとん
・なます
〇日程
2016年12月17日(土)11:30~13:30 スポーツ栄養クリニック内キッチンにて
〇料金
初回:2700円 2回目以降:3240円
博多の雑煮と言えば…「ブリ」と「カツオ菜」。子どもの頃、教科書にも載っていたような覚えが…ありますが、実は福岡内でも一部の地域の風習です。福岡出身の同僚に聞いてみたところ、ブリを使ったお雑煮を作るという人は1名いるかな…という感じ。福岡に住んでいても、「博多雑煮は作った事がない!」という方も多いのではないでしょうか?
ブリに関しては、「嫁さんぶりがいい」ということからブリを持参した…ので具になったという説があります。定かでは無いですが、こういった週間のある博多近辺ではブリを使ったお雑煮が多いです。一晩塩をして使います。
特徴の一つは、トビウオ=あごを使った出汁を使う事。トビウオは脂肪が少ないので、澄んだ黄金の出汁がとれます。また、ビタミンB群やE、セレン、鉄分や良質たんぱく質など、滋養強壮に良いそうで、疲れた時におすすめの食材です。
あご出汁を使った雑煮はうま味成分が多く、上品なお味。それに加え緑黄色野菜たっぷりのお雑煮はとっても華やかです。
お正月太りも、事前に対策しましょう。
正月に話題となるのが、お正月太り…。ウェイトコントロール中の方はお正月期間をどう過ごすかが、減量のポイントになります。
お正月の料理は全て甘いです。日本の「ハレ」の日の料理には、砂糖がたくさん使われています。糖質制限に関しても合わせてお話したいと思います。
近年見直されている、昔からの日本料理。
和食は日本の文化、ユネスコの無形文化遺産に登録され、保護の推進がされています。同じように、郷土料理もその土地の文化。お正月しか食べないお雑煮ですが、ぜひ一緒に学びましょう。
10月料理教室 鰹節のことをもっと知ろう!
10月の料理教室は、「鰹節」。
皆さん、鰹節を搔いた事はありますか?
最近は小学校などの食育で、鰹節の授業もあるそうですね。鰹節は旨味の豊富な食材で、日本食のベース「出汁」をとるために大切なもの。
でも、鰹節を搔く生活って、あまり身近ではないかも…。
今や出汁パックが売っていますし、出汁をとるのは手間がかかるイメージですが…鰹節屋さんのお友達にお話を聞くと、食品表示のこと、鰹節の原材料のこと、気になる事がたくさんあります。
鰹節について、一緒に学びましょう♡
鰹節の部位のこと。
鰹節の原料はカツオなのですが、1匹のカツオからとれる鰹節は、部位によって味が違います。そして、出汁のとり方も多彩。日本食(毎日のご飯も!)は、この出汁の基礎があってこそとも言えますよね。
しかも鰹節、地味にアンチエイジング食材だったりします。
今回は、料理教室のために2種類の部位を用意いたしました…。当日削って、味を比べたいと思いますのでお楽しみに!
九州・鹿児島の枕崎は鰹節の産地として有名です。
今回の料理教室では、同じ九州内の食材・鰹節を豊富に使った献立と、鰹節の旨味、製造方法、そして搔き方をお伝えします。あと、欠かせない美容効果も…。
愛情をこめて、鰹節の魅力をお伝えします。気になった方はぜひご参加下さいね。
お問い合わせ、ご予約はお電話またはメールにてお待ちしております。
電話:092-716-5514
メール:info@pilates-lab.com
お気軽にご参加下さい。
管理栄養士ミホ