FOOD DESIGN LAB

毎日のごはんを楽しく美味しく。

【ヨガ】本当に誰でも開脚できる?ヨガとピラティスと柔軟

こんにちは、管理栄養士のミホです。

最近、「どんなに体がかたい人でもベターっと開脚ができるようになるすごい方法」という本がとても売れているそうです。カラダが柔らかい人、ぺったりと開脚すると綺麗で憧れますよね。

私が通っている、ヨガのインストラクター養成コースでも課題の一つ。今日は栄養からちょっと離れて、「開脚とヨガ・ピラティス」について書きますね。

開脚は冷え性・便秘改善に効果がある、女性に嬉しいポーズ

f:id:fdlab:20160825152324j:plain

ここでいう開脚は、「開脚前屈」のようです。ヨガのポーズにもあって、サンスクリット語で、「ウパヴィシュタ・コーナ・アーサナといいます。

股関節まわりを刺激し、便秘解消や血流改善で冷え性に効果があるとされているポーズです。効果から考えると、女性にとても良い…。股関節を開くポーズなので、長時間のデスクワーク後や、お風呂上がりに行うと、じわーっと血液が回る感覚をより感じるので気持ち良さが増します。

お酢でカラダが柔らかくなる?はウソ??

「お酢でカラダが柔らかくなる」と、昔から言われています。が…お酢で柔軟性が向上することはありません。

おそらく、お酢のもつたんぱく質分解作用や、代謝を上げる作用の影響かと思います。お肉を煮るときなどはとても効果があり、酸味で食欲増進…嬉しい効果がありますが、食べても飲んでもカラダは柔らかくならないのです。

180度開脚しないと、効果はないの?

開脚前屈というと、「ぺったり」なイメージですが、ポイントを抑えれば、足があまり開かない方でも完成系と同じく効果を得られます。

 

ポイントは2つ。

①つま先を真上へ向けること

②背筋を伸ばしたまま、おへそを床に近づけること 

つま先を上に向ける・足を外旋させ、そこからさらに背筋を伸ばして骨盤を立てたまま、上体を倒します。足幅が狭くても、この2点を意識するとやりやすいです。

 

開脚への最短ルートは体の使い方を知ること!ピラティスが効果的な理由

開脚は柔軟性も必要ですので、継続すると徐々にできるようになるそうです。でも、開脚前屈は、骨盤を立てること・足を外旋する…など体の使い方が重要なポーズ。

そういったポーズは一人で取り組むのではなく、ピラティスなどで「体の使い方」を学んだ方が、楽しく・早くできるようになります。ピラティスはヨガなどをベースに、リハビリを目的に作られた心身のコントロール法。なので、より骨格や筋肉に重点を置いていて、効率よい体作りに最適です。

 

ピラティスで立位前屈が出来るようになった方も。

drplus.jp

 

ピラティスで体をつくって、ヨガのアーサナをとってリラックス…日常をより素敵に過ごすために、それぞれの良いところを取り入れたいですね。

また更新します。

管理栄養士みほ